会社名の道(「たお」と読みます)。創業の際、自分の思いを込めました。それは、「志ある企業や人が歩いていく道を応援するのが自分の人生の道」というものです。
志を実現しようとすると、大きな課題になるのが人や組織の問題です。30年以上この仕事を行ってきましたが、その悩みは実に多様です。
まずは、自分達がどんな会社で、どんなことをやりたいのか。人や組織に関してどんな問題を抱えているのか、どんな方向のことを考えているのかをお聞かせください。
志がユニークで、面白いと感じる会社さんほど応援意欲が湧いてきます。
そのうえで、だったらどういうサポートができるか、どういう内容にしたらいいか、何からやったらいいか等を一緒に考えるところから始めたいと思います。
ビジネス理念(実現したいこと・応援したいことの思い)
30年以上この仕事をやってきた経験を、この先どう社会に役立たせられるか。いつも自問自答を重ねています。一番強い思いがあるのは、「ファーストリテイリング・アゲイン」です。ファーストリテイリングはユニクロを運営する会社です。1992年、山口県宇部市の商店街のペンシルビルのワンフロアにオフィスがあった時代に柳井社長と出会いました。そこからの縁で、いわゆる地方の小さなベンチャー企業がグローバル大企業に成長する過程を様々な形で応援する機会を頂きました。
一例ではありますが、ファーストリテイリングのような成長物語を実現する企業が、日本からこの先何社も出てくることが日本の活性化には欠かせないし、自分の経験を活かして、そうした社会貢献がこれからの人生の中でできればという思いがあります。
この思いのキーワードになるのが、「経営者」「ベンチャー」「地方」です。
経営者
企業が成長するかどうか、大きな壁を乗り越えられるかどうかは、やはり「経営者」次第です。経営者というのは、そのために自分がみたことがない、経験したことがないことでも、大きな決断が迫られます。なのに、経営者は実は孤独です。
私の経験が活きるようであれば、是非その悩みの伴走相手をさせて頂ければと思います。
ベンチャー
ここでいうベンチャーとは、新興企業ばかりではありません。いわゆる中小企業(歴史ある中小企業含めて)もはいります。大切なのは、志がベンチャーか、です。
例えば、中小企業が変身したい、違う成長フェーズに入りたいと考えるならば、私にとってそれはベンチャーです。
大企業と違って、人材も限られていたり、或いは勝ち残るために必死だったので、人は増えたが「組織のてい」になっていない等、ベンチャー(中小企業)固有の問題があります。
それをクリアしていくことが、ベンチャー(中小企業)が次のステージへ成長する上では欠かせないという実感があります。
私の経験が活きるようであれば、是非その悩みの伴走相手をさせて頂ければと思います。
地方
ファーストリテイリングも地方から始まりました。日本の地方には、ユニークで優秀な会社が多いという実感があります。経営者もユニークな人が多いように思います。一方で、良質な経営情報に触れる機会が、大都市の企業ほど少ないと感じます。ネットでなんでも調べられる時代になっても、やはり物理的な問題はあるかと思います。
たくさんの大企業がひしめく大都市とは異なり、地方では一つの企業が成長する雇用インパクトやその地域への様々な影響力が大きいと考えます。地方の活性化は日本の未来でもあります。
私の経験が活きるようであれば、是非その悩みの伴走相手をさせて頂ければと思います。
もちろん、このテーマ以外やらないわけではありません。大都市・大企業への研修・講演・コンサルティングも、おかげさまでたくさんやらせて頂いています。